皆様こんにちは。
東京都練馬区に拠点を置いている消防設備会社の
株式会社Liberty color(リバティカラー)でございます。
3月に入ってから気温が一気に上がり薄着でも過ごせる日が多くなりましたね!
そして、春といえば・・・桜🌸
今年は行動制限も緩くなってお花見もしやすくなりそうですね🌸
弊社の拠点である練馬区にはおすすめスポットとして光が丘公園があります。
東京ドーム13個分の面積を持つとても大きな公園で園内の芝生ひろばに
オオシマザクラの林やソメイヨシノの桜並木があります☺(とっても綺麗です)
桜シーズンはいつもよりにぎやかな公園になっていますのでお近くの方は是非😍!
本日は屋外消火栓設備についてご紹介いたします💡
・屋外消火栓設備とは・
屋外消火栓設備は、建物の屋外から放水することで
建物の1階・2階部分の 火災を消火する目的として設置されています。
屋外消火栓設備は屋内消火栓設備と同様に人が操作して使用するもので
水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、起動装置、屋外消火栓、
ホース格納箱、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。
・屋外消火栓の仕組み・
基本的な仕組み・構造はほぼ屋内消火栓と同じです。
貯水槽などの水源から加圧送水装置を使って水を送り込むことによって
屋外にある 消火栓から放水し火災を消火する仕組みとなっています。
防護できる水平距離は40メートル以上あり、屋内消火栓の基準である
25メートルと比較するとより遠くまで届きます。
建物の2階まで届くように設計にされているので
工場・作業場などに 設置されることが多いのが特徴です。
・屋外消火栓設備の種類・
屋外消火栓設備は大きく分けて3種類あります。
①地下式消火栓
地下に埋め込まれている消火栓。
地面に消火栓と書いてある蓋がありその下に消火栓が設置されています。
この地下式消火栓の歩行距離5m以内にホース格納庫があり、
ホースを繋げて 消火活動を行います。
②地上式消火栓
地上に開閉弁が設けられており、多くが上記画像のように赤いポールのような形をしています。
この地上式消火栓は1969年に廃止され、現在では地下式消火栓が主流となっています。
こちらも地下式と同様に近くにホース格納箱を設けることで放水し、消火活動を行います。
③器具格納式消火栓
中にホース、ノズル、開閉弁が一緒に格納されていて、
ホースとノズルを取り出して展開すれば すぐに放水が出来ます。
工場などはこの消火栓箱タイプが主流です。
・屋外消火栓の使い方・
実は屋外消火栓設備を使用するために資格は必要ありません。
火災が起きた時は一般の方でも使用することが出来ます。
<地上式消火栓>
①発信機のボタンを押す。
(ポンプが始動し、表示灯が点滅・ベルが鳴る)
②消火栓にホース・ノズルを取り付け放水体勢を取る。
③開閉弁を反時計回りに開き放水する。
<地下式消火栓>
①発信機ボタンを押す。
(ポンプが始動し、表示灯が点滅・ベルが鳴る)
②地下式消火栓箱の蓋を開け、ホース格納箱よりスタンドパイプ、
ホース・ノズルを取り出しホース接続口に取り付け放水体勢をとる。
③開閉弁を反時計回りに開き放水する
・使用方法の注意点・
☆必ず2人以上で使用する
☆ノズルから手を離さない
☆人に向けて放水しない
☆ホース展開時はなるべく折れたり曲がったりしないように展開する
・まとめ・
火災が発生したときに必要な屋外消火栓一度は見かけたことがあると思います。
一見、“資格を持ってないと触ってはいけないのではないか”とか
“消防士じゃないと使用出来ないのではないか”など使用することが
少ないからこそそう思う方もいたのではないでしょうか?
この記事を読んで皆様が使えるということそしていざというときに
行動できる手助けができたらうれしいです。
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株式会社 Liberty color
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〒177-0035
東京都練馬区南田中5-10-2
TEL:03-6913-3522
営業時間:9:00~17:00
定休日:土日・祝日
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